インプラント(1:概要と治療費用について)

インプラント治療にとって「安全」が最も重要な事です。「見切り発進」は許されません。また「実績」も医療機関の判断に取って重要な目安です。「インプラント治療」だけを行い「歯周病」は行なわないというのも不安が残ります。特に歯周病とインプラントには密接な関わりあいがあるからです。

1)まず・・・インプラントは歯を削りません!不安になり、悩む前にご相談ください。メール相談も有効です。)歯は入れ歯のバネが掛けられたり、削られて被せられる事などからトラブルに発展していく事が多いのです。50%にトラブルが生じる期間についての統計によると、削って冠を被せた場合約5年後、削ってブリッジを入れた場合は約7年後、というデータもあります。できれば歯を削らない方法を選択できればベストなのです。

2)「部分いれ歯」から解放されます。入れ歯だと違和感があり食事がしづらいという方、審美的にバネは困るという患者さん等にはインプラントをおすすめしています。

3)慎重な検査のもと実施可能かどうか判断します。安全が第一です。安易に実施するものではありません。

4)埋め込み(植立)手術は局所麻酔で行います。顎骨の中には痛みを感じる神経がないので、術後の痛みは「歯周病の手術」や「親知らずの抜歯」などに比べかなり少ないというのが多くの患者さんの感想です。

5)「上あごの骨が薄くてインプラントは無理」と言われた患者さんも、特殊な手法(ソケットリフト)で手術可能な場合が多くございます。検査は受けて頂いた方が良いと思います。(ソケットリフトは当院で実施します。手術料と骨補填剤という薬剤料を含めて別途5万円が必要です。)

6)「CT撮影」もはやCT撮影は安全なインプラント植立手術にとって絶対に必要な検査項目です。これまで「長野赤十字病院・口腔外科」で撮影していただきましたが、2014年1月中旬から当院内に設置いたしましたので、いつでも必要な時に検査可能となりました。CT撮影によって初めて神経までの距離や神経側枝の存在、顎骨の幅、深さ、上顎洞までの距離などがわかりますので、安全に実施するためには不可欠です。初回の撮影料は5,000円(撮影ポジション設定、データ入力等)、2回目3,000円、3回目以降は2,000円で実施させて頂きます。

 

7)インプラント費用について:当院は1993年(平成5年)からインプラントを臨床応用しており、20年を越えるケースも良好に経過しています。埋め込む手術を2回に分けて行う方法もあります通常の「インプラント治療費用」には、抗生物質等の薬剤、インプラント植立手術代が含まれます。術後管理(2〜6ヶ月)は一回につき500円〜2,000円です(通常手術から型取りまで3回〜5回)。奥歯、前歯、顎骨の状態、埋め込み方法によって治療費用が異なり、1本当たり28万円から40万円になります。数ヶ月後、仮歯を作りかみ合わせを確認したら、歯型を取り、人工の歯を取り付けて治療は完結します。それから十分なメインテナンスを始めて行きますが、メインテナンスはインプラントを長持ちさせる大切な項目ですので必須治療とお考えください。(メインテンンスに応じていただけないとフォロー出来ません。メインテナンスの中断は自己責任でお願いいたします。)

8)抜歯即時インプラント(68歳男性のケースです。)

  

  

 

 

ダメになった歯を抜いて半年〜1年後にインプラント埋め込み手術を行おうとしても、顎の骨が吸収してしまいインプラントを支える十分な骨がなくなる場合があります。この場合はCT分析によって判断し、可能な場合、抜歯して同日にインプラント埋め込み手術まで行ってしまいます。一般的には抜歯して4〜5ヶ月後には歯を作り始めることが出来ます。骨補填剤という薬剤(β-tcpといい、歯科インプラントの骨造成において厚生省認可されているものです。)を使用し、施術費用は5万円かかります。

9)その他

従来の治療

歯が1本抜けた場合

歯が数本抜けた場合

歯が全部抜けた場合

歯が1本抜けた場合
周りの健康な歯を削ってブリッジにします。

歯が数本抜けた場合

入れ歯を固定するための針金が、見た目にも機能的にも不快です。

歯が全部抜けた場合

入れ歯がズレたり、食べ物が内側に入って痛かったりします。

歯の無い場所にインプラントを埋め込むことにより、以前のようにしっかりかむことができます。残っている大切な歯を削ることなく新たな歯ができる治療です。インプラントは自費治療(保険外)になります。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

 

10)当院使用インプラントのメーカー:残念な事に最近、歯科材料や歯科技工において「粗悪な海外モノ」が紙面をにぎわしています。当院のインプラントメーカーは世界的な実績とシェアを誇るスイスの「ストローマンインプラント」、アメリカの「スプラインインプラント」、国産では「プラトンインプラント(株式会社プラトンジャパン)」をケースに応じて使用しています。また歯科技工を海外に発注することは一切ありません。

11)インプラントの補償期間(メインテナンス治療を受けている患者さんに限ります。)

インプラントの上に被せる部分は自動車ではタイヤに相当します。当然毎日の使用で摩耗する事も起こりえます。「5年補償」を採用しております。「骨の中に埋め込むインプラント部分は自動車のエンジン部分に相当します。滅多にありませんが、金属疲労で折れてしまう事もありす。「10年補償」を採用しております。

 

歯が1本抜けた場合

歯が数本抜けた場合

歯が全部抜けた場合

歯が1本抜けた場合

健康な歯をまったく削ることなく、歯のない部分にインプラントを入れます。

歯が数本抜けた場合

針金付きの入れ歯ではなく、歯の無い部分に適切な数のインプラントを入れ、固定式の人工歯を取り付けます。

歯が全部抜けた場合

数本のインプラントを入れて、入れ歯の固定源となる維持装置を取り付けます。