インプラント(2:抜歯即時埋入手術、他)

<抜歯即時埋入手術>

トップページの「問題の正解」は「2.4.5 の3本」でした。2と4は抜歯即時インプラント埋入手術を実施しました。5は3年前に折れた犬歯を抜いてインプラントを植立しました。ブリッジでしたが土台の歯が割れて、とれてしまいました。再利用が出来ないため、抜歯と同時にインプラントを埋め込み「インプラントブリッジ」の治療を行いました。「1」はセラミックが欠けてきたので被せ直しのみの治療です。インプラント治療でもプラークコントロールは重要で、この患者さんもとても綺麗なお口の中をしていらっしゃいます。

 まず、使えないブリッジの代わりに仮歯を作ります。その後、2本を抜歯し、同日すぐにインプラントを植立し、仮歯を付けて当日の治療は終了です。途中、仮歯の修正を繰り返し、抜歯から5ヶ月以内で完成しました。レントゲンの印部分は暫間インプラントといって仮歯をもたせるためのインプラントで完成と同時に撤去します。

  

                 

 もう一問!

次の写真の6本の前歯のうちインプラントはどれでしょう?

 解答は「4」の歯がインプラントです。
現在のインプラント治療臨床成績は、慎重に症例検討を行い実施すればかなりの成功率を上げるに至っています。今回のケースもほんの1例です。

 数字の「4」の歯は外傷で折れてしまいました。「3」と「5」の歯を削ってブリッジにするより、折れた歯を抜歯し同時にインプラントを埋入する方法を選択しました。

術前にCT検査などで十分検討し選択したインプラントを抜歯して直ぐに埋入します。もちろん治癒する間は仮の歯が入りますので見た目も大丈夫です。

これまで抜歯して傷の治りを待ってからインプラント埋入手術を行っていましたが、抜歯後の骨の吸収が大きくインプラントができなくなる場合もありました。この抜歯即時埋入手術は術前に十分な検査を行って実施した場合、抜歯からインプラント完成まで僅か4〜6ヵ月で終了します。また抜歯手術とインプラント埋入手術を一回で済ませるためにそのメリットはとても大きいのです。もちろん奥歯も同様に実施可能です。