歯周病治療について

インプラント治療はとても良い治療法で、当院でも多くのケースを手がけています。しかしインプラント自身もインプラント周囲粘膜炎という歯周病に似た症状になることがありますので、インプラントを考える患者さんは「歯周病の検査」は重要ですよ!!!

歯周病の治療歯周病の「検査」や「検査結果の説明」「手術」以外の治療は午前中に実施しております。)

 

◎歯周病は、正しい歯みがきや生活改善で進行を遅らせることができても、根本的には治癒しません。特に進行した歯周病に なってしまったら歯科医院で治療を受ける必要があります。当院では歯周病の患者さんに「個々に必要」とされる治療を行ないます。日本歯周病学会の「歯周病学会Q&A」もご参照ください。歯周病は歯周病菌の感染によって起こります。現在の治療では「歯周病菌」をゼロにする事はできません。治療によって細菌数を極力減少させることが重要なのです。

◎歯周病は虫歯と違って「歯医者に任せていればいい」と言うモノではありません。中等度以上の歯周病治療では短期間に終了することは少なく、来院回数も多くなります。家 庭での十分なセルフコントロール(ブラッシング・禁煙・生活習慣の改善など)がないと改善しにくい疾患です。喫煙される方は歯周病になりやすく且つ治りに くいことが証明されています。また糖尿病と歯周病には深い因果関係がありますので糖尿病は十分コントロールして頂いてください。

良好に治療が終了しても生体の抵抗力などの問題で「再発」や「悪化」する場合もあります。是非とも当院から提言させて頂く定期的な「メインテナンス」に応じて頂くように御願い致します。それっきりになった場合には対応仕切れない場合もございます。十分な患者さんのご理解とご協力が必要になりますのでよろしくお願い申し上げます。 

 

治療法の前に! 
「歯と歯肉を一生懸命磨いて頂けない患者さん」は治療を施しても改善しません!「治りにくい」「再発しやすい」という患者さんの傾向を記載しますのでご参考ください。特に糖尿病に罹患していらっしゃる患者さんは歯周病にかかりやすく、治りにくい、と言われています。喫煙なさる方も同様です。
1:治療中断になったまま放置になってしまう。
2:特に「仮歯」で長期中断すると知らない間にムシ
歯にもなり危険です。
3:家庭での歯ブラシが十分でない場合。
4:へビースモーカーである。
5:定期的に診せていただけない方(チェック項目を確認できない)。再発したとき更に重症化しています。

 

※このホームページに使用している口腔内写真はすべて当院で治療した症例です。

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それでは治療法の流れに入ります・・・

1)応急処置
応急処置が必要な場合には行ないます。痛みがあったり歯肉が腫れている場合には、腫れを引かせる治療を行います。

2)検査
歯周病であることをご理解して頂き必要な検査を行います。検査結果に従って治療計画をたて、説明の結果、患者さんの同意を頂いた場合に治療へ移行します。
<進行している場所には特徴があります。>
1:奥歯、前歯に関わらず「咬む力」が強くかかりすぎている歯
2:音の出る歯ぎしりや「食いしばり」の支点になっている
3:昼夜を問わず強く噛みしめている事がある場合

4:歯の周囲が分厚い歯肉をしている。

上記の「歯」は咬み合わせの調整(当たりが強い所を削合します)が必要になることが多く、治療による効果が出にくい事があります。

3)ブラッシング指導(プラーク・コントロール)
現在の歯ブラシ法に問題がないかどうか確認します。必用に応じて新しい歯ブラシをお出しすることもあります。プロの歯科衛生士のチェックを受けて下さい。一番重要なことは「ブラッシング」です。歯周病の場合は最低でも10分〜20分のブラッシング時間が必要です。

4)歯石除去(スケーリング)
歯垢が石灰化してかたまってしまった歯石は、自分では除去できません。プロが取り除きます。むし菌や歯周病菌の病巣になってしまう歯石があったらすみやかに取り除きます。

5)スケーリング・ルートプレーニング(SRP)
目に見えない部分(歯ぐきと歯の境目にある溝=歯周ポケット)に歯石がある場合は、局所麻酔をして歯石を除去することもあります。歯垢や歯石によって汚染された歯根表面にある病的なセメント質も除去して、ツルツル・ピカピカに仕上げます。こうすることによって歯周ポケットに住みついた歯周病菌を退治します。

6)歯周外科手術
歯石を除去したりしても歯周病が治りきらない場合は、歯周外科手術をすることもあります。

原因を取り除き、患者さんのブラッシングによって軽度の歯周病は下の写真のように回復していきます。


歯周病にならないためには、口の中の細菌を減らせばいいわけで、むし歯と同じく、やはり歯ブラシできちんと歯を磨くのが有効なのですが、歯周病になるのにはこれ以外にもいくつか原因があると言われています。

7)メンテナンス
治療が一段落した時点で回復状態を検査します。それによって更なる治療が必要かどうかを判断します。目出度く目標を達成した場合は歯科医院の治療は終了ですが、ここからが大事です。せっかく取り戻した健康を維持しましょう。毎日の正しい歯みがきとと規則正しい生活、定期検診が必要です。